2014/11/25

北海道東3泊4日の犬連れ旅行〈11〉霧中の十勝でフェッチに夢中

さてさて、この旅、最後の夜はコムニ(幕別)です。
フレンチオーベルジュコムニ。
40万坪という広大な敷地の中に、しかも贅沢にも平屋建てで佇むリゾートホテルです。
客室を10室しか設けていないというのもとても贅沢。
犬連れも可能な部屋はそのうちの一室だけ。

ディナーもモーニングも美味しくてとても満足でした。
パンがすこぶる美味いというだけで、幸せ感はひとつ上がります。
北海道産の野菜やお肉やお魚やらがさらに幸福ゲージを上げてくれます。

夏央冬湖はいつものドライフードでなんだか申し訳ないけれど。
と、思うのは人間の勝手で、夏央冬湖にとってはそれだって一粒一粒が幸せ。
そうそう、この3泊4日間の旅、いずれも夏央冬湖とテーブルをともにすることはありませんでした。
つまり、ホテルでの食事の時は、いつも夏央冬湖はお部屋にお留守番。
これが、結構、気がかりでした。

普段、半日以上のお留守番を任せているので、飼い主が長時間不在となることはそんなに問題ないのですが、なんせ、どこ行ったって初めての環境。

寂しがるだろうな、きゅんきゅん鳴くだろうな、度が過ぎると吠えるかもな。
分離不安症の気がまったくないわけじゃないからな。

案の定。

部屋を出て、しばらく息を殺して耳をそばだてると、出がけにあげたフードを平らげたのち、鳴きました。吠えました。
う〜ん、いわゆる近所迷惑が応えます。

ただ、実は、夏央冬湖も長旅で疲れているためか、飼い主を呼び戻そうとする気力は長くは続かなかったようで、結構あっさり止んでます。

一回だけ。
食事を終えて部屋に戻ると、廊下にまで聞こえているときがありました。
他の部屋の犬も吠えています。
互いに応戦しちゃったようです。

夕暮れ前、夏央とボールでフェッチ(もってこい)、コムニの敷地です

一夜明けて、フォギーな朝

また、フェッチ、霧中のフェッチ

左、冬湖、右、夏央

手前、冬湖、奥、夏央

そうそう、コムニさん、2014年11月9日が営業最後だったそうです。


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2014/11/22

北海道東3泊4日の犬連れ旅行〈10〉冬湖、カープに競り勝つ

十勝で名高いガーデンのひとつ、「真鍋庭園」(帯広)にも訪れました。
西洋的庭園もありますが、今回の記事では日本庭園の写真のみで構成してます。

爪弾かれる琴の音に耳を傾けつつ・・・。

いや、ウソ、聞こえてきません。
左から夏央冬湖

トクサがあると日本庭園感が増しますね。
左から夏央冬湖

タキとコケとカオ

シーズンオフということもあってか水は流れていませんが、好い風情のタキです。

近頃は冬湖(写真)も飛び石がへっちゃらになりました。
夏央はこういうアスレチックなものが元から大好き。

でっかい錦鯉軍団に、冬湖、腰が退け気味。

あ、夏央もちょっとびびってる。
あるいはその視線の先にあるのは魚群ではなく、水?
そう、実際、その後、池に飛び込んじゃいました。
もう、呆れちゃったので、今回はあえてこれ以上その話に触れません。

さて、鯉用のエサを池に投げ込んでみたところ、鯉たちがまぁ激しく食いつく食いつく。
冬湖もそんな異様な光景を目にしてあっけにとられてます。

と、思いきや、狙うは鯉たちがむさぼるパンのようなエサ。
なんと、この直後、冬湖は鯉に負けじと池に首を突っ込み、鯉のように口をぱくぱくさせながら、
タッチの差で、見事にエサをゲットしたのでした。
うーん、夏央の水好き、冬湖の食いしん坊ぶりにはホント脱帽です。

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2014/11/20

北海道東3泊4日の犬連れ旅行〈9〉季節はずれの紫竹ガーデン

阿寒湖を泳ぎご満悦の夏央を車に乗せて、いよいよ、北海道東オホーツク地方を離れます。
次に向かうは十勝です。
でぃす・いず・北海道の十勝です。

十勝と言えば、実は、ガーデンが有名。
かつて訪れた「十勝千年の森」もそのひとつ。

さて、今回はまず「紫竹ガーデン」(帯広)へ。
紫竹昭葉(しちく・あきよ)おばあちゃんが一念発起して築いた庭園です。
その造園のすばらしさもさることながら、名物おばあちゃんの存在もまたたくさんの人の足を運ばせている要員の一つとなっているようです。

そのおばあちゃんが犬好きということもあり、ここ、犬OK。
場合によってはノーリードも可だそうです。

この旅、最も接近した夏央と冬湖

花はもうおしまいっていう時期ではあったけど、夏央冬湖、芝の上を楽しそうに駆けてました。

こびとのお家をのぞき込む冬湖

飛び出た夏央と、今度はお家の中から顔出す冬湖

ブランコにて

美味しいスコーンと紅茶にありつく飼い主とそれをうらやむ夏央(右)と冬湖(左)

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2014/11/16

北海道東3泊4日の犬連れ旅行〈8〉寒中水泳in阿寒湖

異景硫黄山を発ち、この旅、2日目の宿となる鶴雅レイク阿寒ロッジ・トゥラノ(釧路)に到着。
ほぼ犬専用の阿寒湖畔に建つ宿です。
犬の洗い場も完備され、ロビー周りも他の宿泊客にあまり気兼ねする必要がありません。
犬同士の相性には気を遣いますが。

しかし、それ以上にこの宿が魅力あるのは、食事とお風呂が隣接のホテル「阿寒の森鶴雅リゾート 花ゆう香」を利用できること。
ともに鶴雅グループです。

なにせ、ご飯が美味しい。
ビュッフェスタイルです。
朝からお腹の中が美味いものだらけです。
あ、もう3日目の朝の話です。

と、その前に早朝の阿寒湖を堪能しました。
朝6時前に起床してます。
当初は遊覧船の予定でしたが、阿寒湖を疾駆する高速ボートに変更。
夏央冬湖、でっかいフェリーも手漕ぎのカヌーも経験済みですが、モーターボートは初です。

真ん中の黄色いやつに乗船

ぐんぐん湖面をばく進です。
夏央冬湖、乗り物は全般的に余裕しゃくしゃく。

背もたれに足掛け景色を眺める夏央

湖北の方、中島のチュウルイ島へ一旦到着。



阿寒名物、マリモを鑑賞

美魚イワナ、ヤマメにもご面会

帰路は数々の中島を確かめながらぐるっと巡った30分強の阿寒湖周遊。




じつは、この後に夏央のお楽しみが待っていました。
そう、忘れてならないのはここが湖であるということ。
夏央は、もう泳ぎたくてたまらないのです。
もう、ここ道東は雪が降ったってなんらおかしくない時期であるにもかかわらずです。

うずうずしてます




もはやあと1歩、さらにうずうずしてます

それでも、夏央は泳ぐのです。
ほら。







満足気

もちろん、ホテルの設備を十分に活用。
犬用洗い場で綺麗にシャンプーし、ドライヤーで乾かしました。



その後、夏央冬湖はいつものフードに、人間は朝から和牛ステーキやらオホーツクの海鮮やら美味いものにありついたというわけです。

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2014/11/13

北海道東3泊4日の犬連れ旅行〈7〉刺激的!硫黄山

その滝幅の広さが見どころの瀑布、オシンコシンの滝。
水好きの夏央にはたまらないだろうね〜、と期待を胸にオホーツク海沿岸を東に向かってひた走ってきたにもかかわらず、夏央、ノーリアクション。

あれ〜?やっぱり水に触れられなきゃダメなのね。

日本の滝百選のひとつでもあるその威容はgoogleの画像検索に譲ることとして、次に進もう。

さて、どこに行く?
このまま東へ、知床半島の突端を目指す道も選択肢としてはありました。
ただ、半島西側の知床五湖は、ペット禁止。
半島東側、羅臼(らうす)方面へ抜けるには、右に左にワインディングの知床峠を越えねばなりません。
夏央冬湖が車酔いしたら面倒だ。

うん、本日の宿泊地である阿寒に向かおう。
ここ(オシンコシンの滝)から阿寒には結構な距離あるしね。

で、道中立ち寄ったのが、硫黄山。
北海道には「硫黄山」と名のつく山が4つあります(もっとある?ちなみに知床にもある)。
が、立ち寄ったのは、阿寒の近く、弟子屈(てしかが)の硫黄山の方。
摩周湖と屈斜路(くっしゃろ)湖を両脇にはべらす標高512mの活火山。

これが、夏央冬湖、意外にも大喜び。
鼻腔激しく突く硫黄の匂いと、かつての噴火によって地中深くから噴出したのであろうシャリシャリした小砂利の感触がたまらなかったみたい。
荒れ地、酸性土壌ならではの植物が群生していて、通常あまり見られないような光景が広がっています。

地球の熱は地表にまでは達していなかったので、夏央冬湖素足でも歩行問題なし。
もちろん、柵の向こう、噴煙立ち込めるところは進入禁止です。

夏央冬湖、初の活火山

くさい

ちょろちょろ流れる水はちょっぴりお湯です

匂いの源は、あれか!

どどーん

周辺は低木と枯れ折れた木で取り囲まれた不思議世界

海外からの観光客もたくさん訪れていました

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