犬と飛行機に乗るということ〈３〉事前学習編

自著ブログをペットストリートよりBloggerへ転載

夏央（かお）、生後32カ月。

冬湖（とこ）、17カ月。
生まれて初めて、なんと、飛行機に乗ります。

・・・というわけで、前回の準備編に続いて、今回は本番前の実地練習編。
犬用バッグにきちんとお利口に収まりつつ空港内を移動する、です。
騒ぎさえしなければ合格点をあげましょう。

さて、ここ札幌から新千歳空港まで、車で１時間強。
あえて高速道路を使わずに、行ってみました。

車に乗り込む前に十分な散歩をし、途中もトイレ休憩を１時間ごとにとり、さぁ着きました、新千歳空港。

あえて、歩く距離を取るため、C駐車場を利用。
そこから、空港までは約10分。
これが夏央冬湖にとっては、なかなかよい気分転換に。
近所にはない、初めて嗅ぐ臭い、匂い。
ぐるっと半弧を描くエアポートの外を端から端までやはりぐるっと歩きます。
空港を犬が散歩する風景はなかなか珍しい。

さぁ、いよいよ空港の中に入りますよ。
背負ってきた夏央用キャリーリュック、肩から引っさげた冬湖用ショルダーバッグを取り出し、「ハウス！」で、「マテ」で、「いい子～」して、ファスナー閉めて、背負い、提げます。

いざ、乗り込まん、新千歳空港出発ロビー！
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およそ30分後。
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また、半弧を描くエアポートの外をぐるっと駐車場を目指して元に引き返します。

戻り道。

「よ、良かったんじゃない！？」
「夏央、冬湖、がんばれたね！」
「意外だった、予想外だったよ」
「もっと、吠えるかと思った！」
「もっともっと鳴くかと思った！」
「手に負えないわけじゃあないね」
「うん、いけるね」

とりあえず、ロビー内は、なんとかなりそうな気がしないでもないですが、自信はふにゃふにゃです。


新千歳空港近辺。


スカイマークの飛行機が向こう滑走路を走ってます。

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