2013/03/17

春の嵐、冬、名残惜し

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まだまだ雪の多い札幌。

けど、時折訪れる暴力的な風雪や乱高下する気温に、春が近づいていることを実感します。

春、待ち遠しい。


夏央(かお)、真駒内公園の木のそばで。




夏央も春を今か今かと待っているけれど、冬も大好きです。
雪の上は冷たいけれど、この雪原を駆け回るのはとっても楽しい。




今年の真駒内公園、今まで見たことないくらいの積雪量。
ほんとの地面からはこれらの枝には決して手が届くことはありません。



左、冬湖(とこ)。

今のうちに冬をもっともっと満喫しておかなきゃ。




ただ、この恐ろしい量の雪がそう簡単に溶け消えるとは思えませんが。。。





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2013/03/14

犬連れ飛行機、松江と高松4日旅〈8〉淡路島

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2月23日。
結婚式当日、札幌と千葉からここ高松に集いし3家5匹の犬たちはおじいちゃんおばあちゃんのお家でお留守番です。
結婚式、披露宴の間、この犬たち(ジャック2、ダックス2、キャバリア1)が、犬たちだけできちんとお利口にしていられたか否かは人間にはわかりません。
しかし、誰一匹として血を流していなかったことから、とりあえず、大事には至らなかったようではあります。
どんな風に時を過ごしたのかとても気になる~。


翌日。
いよいよ札幌に帰ります。
高松東道路、神戸淡路島鳴門自動車道を通って、神戸空港へ。
旅の始まりからずっと一緒だったレンタカーのプリウスαくん、ありがとう。
この帰路も強い横風をものともせず、小鳴門橋、大鳴門橋、明石海峡大橋といくつものブリッジを颯爽と走り抜けてくれました。

途中、淡路サービスエリアにあるドッグランで休憩。



その側には大きな観覧車。
夏央(かお)、冬湖(とこ)は乗っちゃダメって。




つまんないの~。




観覧車を見上げていたら、あ、とんび。

・・・あれ?ゆっくりしすぎたかな。
帰りの飛行機にギリギリだ。

急げ~!!

行きの飛行機同様、またまたギリギリで搭乗。
ふーっ、なんとか間に合った。




こちらは、飛行機のなかから撮影。
一転、空から見下ろした雲の様子、雲海。


ま、いろいろあったけど、それがまた楽しい楽しい3泊4日の旅でした。


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2013/03/10

犬連れ飛行機、松江と高松4日旅〈7〉3家5匹が集う

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2月22日。
松江より、米子・中国・岡山・山陽・瀬戸中央・高松の各自動車道を通って、いよいよ高松のおじいちゃん、おばあちゃんの家へ。

ここには、人間の家族が久しぶりに勢揃いします。
めでたくも、父、母、長男、長女、次女で構成されるこの家の末娘の結婚式が、翌日に控えているのです。

遠く離れた長男、長女、それぞれの家族が札幌からと千葉から集結。
のみならず、各家の犬も集合!
札幌から夏央(かお)、冬湖(とこ)←ともにジャックラッセルテリア。
千葉からはくるび(通称くーちゃん)←白のダックスフント。
高松で待つのはハグ(薄茶のダックスフント)、そら(黒のキャバリアKCスパニエル)。
総勢なんと5匹!

まぁ、これだけいると、個性もさまざま。


この犬たちのなかでは一番の年長、ハグ(♂)。

とってもかわいい顔してます。
人間の母(おばあちゃんのこと)が大好きで、その母が側にいるとき、お家に居るときは、強気になってよーーーく、吠えます。
ただ、昔に比べると、知らない人への警戒が薄らいできたかな。

札幌からはるばるやってきた夏央、冬湖も初めて出会ったハグに押され気味。。。
私も。。。


それから、そら(♂)。

そらは人間の耳の匂いを嗅ぎたがる変な癖を持っています。http://petst.jp/myroom/blog/19586/248094/



翌日の朝の散歩風景。
写真が上手くない、残念。
左の方に切れちゃってるのは、千葉からやって来たくーちゃん(♂)。
くーちゃんは目が見えません。
しかし、健気に生きています。
ただ、夏央とくーちゃんは、あんまり気が合わなかったみたい。
ちょっとした小競り合いがよくありました。
ハグはおばあちゃんにしか懐かないので、このときお留守番。



よし、夏央(右手前)、冬湖(左奥)、今度はお庭で遊ぼう!
こちらは斜面を活かして作られた裏庭、瀬戸内海を向こうに望みます。



こちらが本庭。
ボール、ボール!
ドッグランみたいに広い。


この庭を己の手だけで作った人間のおじいちゃんも目を細めてこの穏やかな光景を眺めていました。

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2013/03/08

犬連れ飛行機、松江と高松4日旅〈6〉松江のおじいちゃん

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2月22日。
松江は梅の蕾がほころんでました。


くんくんの夏央(左)、ぺろっの冬湖(右)

ところで、この日は、風が強かったね。


突風に夏央も冬湖も耳がぱたぱたしてます。

お、奥に見えるは松江城ですね。

ここは島根県庁前。

さて、この日、2月22日は「竹島の日」。
穏やかに晴れ渡った空とは対照的に、この周辺、とても物々しい雰囲気に包まれていました。


武装した警察官がたくさん駆り出されています。


右翼の皆様です。

さてさて、夏央、冬湖はそれを尻目に、松江のおじいちゃんちへ向かいました。



左、冬湖。
右はおじいちゃんちの犬、ポインターのサフィー(♀)、14歳、でかいっ!



わっしゃわっしゃと山陰の美味しい肉と魚を堪能。
島根和牛、フグ、松葉ガニ、イワシ。
料理人おじいちゃんの手作りです。

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2013/03/06

犬連れ飛行機、松江と高松4日旅〈5〉蜆や兎や鷲

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北海道から犬連れ旅行の2日目。
思えば、随分遠くに来たもんだ。
朝食を済ませ、岡山県蒜山の宿を出発。
米子自動車道、安来道路を通って、およそ1時間30分、島根県は松江に到着。
宍道湖気持ちいいっ!

夏央(かお)、冬湖(とこ)もおおはしゃぎ。


宍道湖を望む夏央(右)と冬湖(左)


上の写真に無数に転がる白い粒は宍道湖のしじみの貝殻。その漁獲量が青森県に抜かれたときは島根県民に衝撃が走ったそうです。

その湖畔に建つは島根県立美術館。
野外に設置されたブロンズ製のウサギの群れ(厳密には1匹のウサギが駆ける姿をコマ送りのように設置)に、冬湖、警戒心ありあり。


後ろから2番目の兎だけがツルツルピカピカ。
この子を撫でると幸せになれるんだそうです。
また、一匹一匹にシジミの貝殻が供えられています。
さすが神の国、島根県。



籔内佐斗司《宍道湖うさぎ》と夏央(手前)と冬湖(奥)、そしてまた、宍道湖うさぎたち


さて、当の美術館で開催されていたのは、「須田国太郎展」。
お~っ、日本の近代洋画界ではおそらく最も多くの動物画の傑作を遺したであろう、あの、須田国太郎ではありませんか!
なんとタイミングが良いのでしょう。
(犬連れ旅行ということもあり、事前に何展をやってるかなんてチェックしていなかったのでした)

これは、見逃せません。
夏央、冬湖は、宍道湖畔で遊んでて!
ちょっとばかり展覧会観てくるよ!

これだけまとめて須田国太郎絵画を目にしたのは初めて。


須田国太郎《犬》



須田国太郎《歩む鷲》

《歩む鷲》は出品されていませんでしたが、須田はほかにもたくさんの鷲を描いています。
そのかわりに出品されていたウミガメの絵が秀逸。
《歩む鷲》はたっぷり見たことがあったので、むしろ亀の方を見られてよかった。



須田国太郎《海亀》

いやぁ、夏央、冬湖、待たせたね。
ステキだったよ、須田国太郎。
動物画はもちろん、風景画も見応えあったよ。

さて、いよいよ松江のおじいちゃんに会いに行くよ!

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2013/03/05

犬連れ飛行機、松江と高松4日旅〈4〉湯原温泉/蒜山方面

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神戸空港から阪神高速、中国自動車道、米子自動車道を通って、湯沢ICで降りて、本日の宿、「松の家 花泉」に17:15到着。
犬たち、夏央(かお)、冬湖(とこ)のために途中、SAやPAで休憩を入れつつ、およそ3時間で到着。

まずは、周辺を散歩。





近くを流れる川は、カジカガエルやオオサンショウウオが生息するという湯原湖から流れています。
この日は、うっすら雪化粧。
翌日も含めて道中、雪が積もっていたのは、この辺と蒜山(ひるぜん)の辺りだけでした。
そうそう、レンタカーは抜かりなくスタッドレスタイヤの装着を事前に注文してました。

お部屋は、犬泊専用の一室。
これまでに泊まったたくさんの犬たちの匂いがするのか、夏央も冬湖も部屋の隅から隅までクンクン、クンクン、クンクンクン。
お、落ち着きなさい。

さて、このお宿、夕食も朝食も部屋食OK。
犬フードは持参ですけどね。

ご飯をわしゃわしゃいただいたら、さあ温泉!
これがいいお湯でした。
夏央、冬湖も温泉に入れたらいいのに。
じつは、1時間くらい早くここに到着することができたなら、入れたんです。
犬の温泉。
車で10分くらい、宿からちょっと離れた「下湯原温泉 ひまわり館」http://www.himawarikan.com/inu)というところで入浴可なのです。

ま、果たして犬がホントにそれを望むかは疑問ですが。。。

その夜、冬湖は初めて、夏央は冬湖が我が家にやってきて初めて人間のお布団でぐーっすりと深ーい眠りに就きました。

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2013/03/04

犬連れ飛行機、松江と高松4日旅〈3〉神戸空港

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さてさて、夏央(かお)、冬湖(とこ)、初めての搭乗です。
機内では空調の効いたバルクカーゴルームhttp://www.ana.co.jp/dom/checkin/rakunori/pets/flow.html)に収められ、しばしのお別れ。
私たちの座席がちょうどその真上だったのですが、そのカーゴが機内に入れ込まれる瞬間、夏央らしき鳴き声が聞こえました。

「やっぱり」

そりゃ、不安で不安で仕方ないよね。
終始このまま泣き続けるんだろうか。
貨物室の扉が閉まると、もう悲痛の叫びは聞こえません。
もはやどうすることもできない、何もしてあげられない。
私たちは腹を据えます。




人、犬それぞれがさまざまな思いを抱きつつ、空を飛ぶこと2時間。
予定よりやや遅れて到着しました。
さぁ、夏央、冬湖、平静でいられてますか?
そんなわけないよね~。
むしろ、目が据わって無言でにらみつけられたりなんかしたら、そっちの方が怖い。

で、手荷物預かり所でしばし待ちましたら、全日空の職員さんお二人が、それぞれにハードクレートを持ってきてくれました。
中におわすはもちろん、夏央、冬湖。
意外と騒ぎ立てていない2匹。
が、私たちを見つけると、がじがじ騒ぎ始めました。
すでに、キャリーリュックとバッグは、手荷物のターンテーブルから出てきていたので、用意していたそれらに引っ越し。
これまた意外とすんなりハウスしてくれました。

お借りしていたハードクレートの中をのぞき込むと、、、

夏央、排泄物なし。
お~、感心。
冬湖、予め入れておいたトイレシートの上でおしっこ。クレート隅の方にうんち。う~ん、仕方ない。
嘔吐がないのと自身の体が汚れてないだけ上出来。
かなり、大きめのクレートを貸していただけたことが救いでした。

大きいゴミ袋をもらって、片付けて、お礼言って、夏央背負って、冬湖引っ提げてさぁ、一目散に外へ!

はぁ、外の空気だ~。
神戸、あったかーい。
地に足着いたね~。
がんばったのか、がんばれなかったのか知らないけれど、夏央、冬湖、無事で良かった良かった。

レンタカーを空港まで寄せてもらうこともできましたが、お店が歩いて10分くらいのとこにあるというので、そこまで歩くことに。
夏央、冬湖もそれくらい歩いた方が心身の健康にいい。
嗅いだことのない匂いなのか、我を忘れてクンクンする2匹。
歩いていると、徐々に風の冷たさを感じ始めました。
この空港は回りが海の人工島だし、そもそも冬だしね。

なにはともあれ、夏央は初の西日本、冬湖に至っては初の北海道外です。
さぁ、ここからは車で移動。
岡山県は蒜山方面に向けて出発です!

まだ旅の初日の午後の始まり。。。



中国自動車道、社PAのドッグランにて。


ボール遊びができて、すっかり機嫌が良くなっている単純な夏央。

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2013/03/03

犬連れ飛行機、松江と高松4日旅〈2〉新千歳空港

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遅ればせながらの冬休み!
ここ北海道から、中国地方縦断、さらに瀬戸内海を抜けて四国へと至る3泊4日の旅に出ました。
もちろん、ジャックラッセルテリアの夏央(かお、2.5歳)、冬湖(とこ、1.5歳)、引き連れて。

じつは、この旅、始まりから終わりまでずーっとギリギリタイムに迫られました。
予定を組んだときから分刻みとまではいかないまでも、道中、「あ、これ美味しそう、食べてこう」のような余裕ある行動は考慮されていません。
しかし、わたしたち夫婦と犬2匹は、そんな余裕こそを求める旅人。

よって、脇見、寄り道を繰り返し、結果、この旅、秒刻みと言っても過言ではない慌ただしい事態となるのでございます。

なんせ、余裕を十分見ての出発でさえ、道路渋滞に巻き込まれ、1時間はロスしました。
これが、結構キツかった。

フラストレーション溜まらぬよう出発前に散歩を済ませ、8:00am自宅発。
ブーンと高速道路に乗って通常1時間弱で新千歳空港到着、が、先述の渋滞で結果9:50着。
飛行機は、神戸行き10:30発。
おっと、40分前。
通常、離陸15分前搭乗ですが、犬をお預けになる方は30分前までにチェックイン。
千歳空港はなんせ広いので、駐車場からも、そしてターミナル内でも移動時間がそこそこあります。
しかも、全日空なのに、その対極に位置するB駐車場に停めてしまいました。
(敗因:A駐車場が混んでいると思った。改装された千歳空港にまだ慣れていなかったので、航空会社の位置関係が頭に入っていなかった)

まず、走ります。
夏央、冬湖、キャリーリュック、キャリーバッグにそれぞれ「ハウス!」してもらって、背負って肩提げて。
練習の甲斐あってhttp://petst.jp/myroom/blog/19586/271827/)か、はたまた、この慌ただしさに圧倒されてか、夏央、冬湖、空港内で鳴きも吠えもぐずりもしません。お~っ。

さて、受付カウンターに着きました。
全日空の受付の方々は、おくびにも出しませんが、きっと困り果てていられたことでしょう。
確かに30分前ではありますけどね、もっと早くいらした方がお互いのためですよ、って。
そう、もう汗だく。
冬なのに、走って、焦って、息切らして、そして、飛行機用のハードクレートに移し替えたら夏央、冬湖、キャンキャンぐずり始めるし。


大好きなボールと着古したシャツを一緒に入れてあげました。
初めての空間や環境でも馴染みのあるもの、嗅ぎ慣れたものがそばにあると良いと聞いたから。


この手続き、けっこう時間かかります。
15分は見ておいたほうが良いですよ。


「し~っ」として黙ったら「よい子!」といってご褒美。
食べられるということは、まだ落ち着いている方です。
興奮MAXのときは、受け付けません。


手続き終了して、はぁ~、と深い一息。
はっ!、でも、夏央、冬湖にはこれから未知の空の旅が待ってます。

健闘を祈るしかない私たちなのでした。


飛行機の下腹部に入っていく夏央と冬湖を乗せたカーゴ。

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