2013/03/06

犬連れ飛行機、松江と高松4日旅〈5〉蜆や兎や鷲

自著ブログをペットストリートよりBloggerへ転載

北海道から犬連れ旅行の2日目。
思えば、随分遠くに来たもんだ。
朝食を済ませ、岡山県蒜山の宿を出発。
米子自動車道、安来道路を通って、およそ1時間30分、島根県は松江に到着。
宍道湖気持ちいいっ!

夏央(かお)、冬湖(とこ)もおおはしゃぎ。


宍道湖を望む夏央(右)と冬湖(左)


上の写真に無数に転がる白い粒は宍道湖のしじみの貝殻。その漁獲量が青森県に抜かれたときは島根県民に衝撃が走ったそうです。

その湖畔に建つは島根県立美術館。
野外に設置されたブロンズ製のウサギの群れ(厳密には1匹のウサギが駆ける姿をコマ送りのように設置)に、冬湖、警戒心ありあり。


後ろから2番目の兎だけがツルツルピカピカ。
この子を撫でると幸せになれるんだそうです。
また、一匹一匹にシジミの貝殻が供えられています。
さすが神の国、島根県。



籔内佐斗司《宍道湖うさぎ》と夏央(手前)と冬湖(奥)、そしてまた、宍道湖うさぎたち


さて、当の美術館で開催されていたのは、「須田国太郎展」。
お~っ、日本の近代洋画界ではおそらく最も多くの動物画の傑作を遺したであろう、あの、須田国太郎ではありませんか!
なんとタイミングが良いのでしょう。
(犬連れ旅行ということもあり、事前に何展をやってるかなんてチェックしていなかったのでした)

これは、見逃せません。
夏央、冬湖は、宍道湖畔で遊んでて!
ちょっとばかり展覧会観てくるよ!

これだけまとめて須田国太郎絵画を目にしたのは初めて。


須田国太郎《犬》



須田国太郎《歩む鷲》

《歩む鷲》は出品されていませんでしたが、須田はほかにもたくさんの鷲を描いています。
そのかわりに出品されていたウミガメの絵が秀逸。
《歩む鷲》はたっぷり見たことがあったので、むしろ亀の方を見られてよかった。



須田国太郎《海亀》

いやぁ、夏央、冬湖、待たせたね。
ステキだったよ、須田国太郎。
動物画はもちろん、風景画も見応えあったよ。

さて、いよいよ松江のおじいちゃんに会いに行くよ!

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