夏休み！2泊3日で十勝・空知の旅〈6〉あれ？帰途、に就かないの？

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さぁさぁ旅の最終日。

衣類の詰まったスーツケースやら夏央と冬湖のクレートやら多くの旅の荷物を車に押し込んで、帰ろっか、となったとき。
急遽、「川下りしたい」という悪魔のささやきにより、行くことになりました、空知川。
十勝には十勝川があるよ？
いえいえ、犬と一緒にカヌーで下れるのは、尻別川（ニセコ）か空知川（富良野）しかありません。
しかもゴムボートじゃなくて、大型の５人乗り（普通は２人乗りが一般的）カナディアンカヌーに乗って、となると、空知川（富良野）の「フローティングリーフ」さんしかないんですね。

そうと決まったら向かいます。
ほぼ真西に向かえば札幌に着くのですが、途中から北にそれて札幌からまた離れていきます。
はい、遠回り。
しょうがないよね。
川、下りたいもんね。

ナビによると、トマムICで高速を降りなさいと出ましたが、その先がどうも怪しいワインディングロード。
酔いやすい冬湖のことを考えたら、もう一つ先の占冠（しむかっぷ）ICで降りた方がその先は終始国道で穏やかそうだ。
うん、我々賢いぞ。
所要時間もほぼ同じ。
よし、こっちだ！




ところで、道中、夏央と冬湖はどういうポジションだったかというと、上の写真のようなのがレギュラーでしたね。
運転席の後ろに冬湖のソフトクレート、その上にクッション、夏央がその高いところに立ったり、寝たり。
冬湖は、そのクレートに収まったり、出たり。
でも、いずれにしても冬湖は車中ではすぐ寝ます。
写真では、夏央、寝てますけど、通常はまぁうるさいうるさい。
ぜんぜん寝ない。
静かだなと思ったら、車窓の風景をじっと見てます。


途中、休憩を挟みつつ、さぁ、着いたよ、空知川、カヌー乗り場！

それにしても、夏央、冬湖連れてのドライブ旅行、なんとなく、そのスタイルがつかめてきました。

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夏休み！2泊3日で十勝・空知の旅〈5〉まきばの家

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二日目の宿は「まきばの家」（北海道池田町）。

ひつじさんがお出迎え。



夏央、「あ、どーも」とごあいさつ。



宿は夏感高まるコテージタイプ（全部で７棟）。
そばに車寄せて荷物降ろしを何回も繰り返してという私の姿に、夏央と冬湖も「ふーっん、ふーっん」とわくわく興奮気味。

そしてここでの食事、ロカンダデルボスコというレストランでのディナーがじつに素敵でした。
素材の良さはもちろん、シェフの腕の確かさを実感。
ブロッコリーが美味いと思えるというのは、なかなかないぞ。
これはきっと幸せ。
そして、メインのお肉も良かったけど、その前のディッシュ、フィットチーネの味付けが実に細やかで、これも幸せ。
自家製のパンも驚愕の美味さ。
このパンだけでも幸せ。

さてさて、ディナー時はコテージ内にて留守番してもらった夏央と冬湖。



この旅3日目を迎えた翌朝は、犬OKスペースのレストランテラスにて、一緒に食事することができました（要事前連絡）。
写真は夏央。
夏央と冬湖は、まきばの家オリジナルのドッグスコーンをいただきました。



これがまた美味だったようです。
鼻息が荒かったです。



こちらは冬湖。

さぁてと、この旅最後となった本日は、札幌に向けてゆっくりと帰るだけです。
え？このまま帰っちゃうんじゃもの足りないって？
だって、家までは200km以上あるし、特に冬湖酔っちゃうから休み休み走ることになるわけで、それはつまり時間がかかるわけで。

ま、でもそんなに言うんなら仕方ないや。
みんなで北海道の悠揚とした川をカヌーで下りに行ってみようか！

というわけで、やや帰り道からそれて富良野へと北上したわけで。

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夏休み！2泊3日で十勝・空知の旅〈4〉森の次は海だ！

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さぁ、この旅、二日目。

目指す地は、いろいろワケあって、急遽変更となって、よし、気分を変えて、一気に内陸から太平洋へと突き抜けるぜよ！



その前に、ひとつ休憩を挟みます。
十勝川公園。
キーパーごっこで暑気払いを試みた、夏央と冬湖。

で、やってきました、海ー！
十勝沖です。



冬湖（右）にとっては、初めての海。
夏央（左）にとっては、久しぶりの太平洋。



よし、行くよ、冬湖（右）！
「わっぷ、なにこれっ」



「ひーん、怖いよ～、あわあわしてるよ～」
冬湖（右）、狼狽してます。



一方、夏央は、海と戯れ遊ぶのが上手です。
引く波を見遣り、寄せる波をギリギリ足もとまで引きつけながら逃げていきます。
この動きをお友達ともしてくれたら、みんなと仲良くなれるのになぁ。



ホントは、海に入れてあげたかったけど、後始末が大変なので今回は足つけるだけね。

と言っても、お腹も海水に浸かっちゃったから、近くにあった長節（ちょうぶし）湖でじゃぼじゃぼして、手持ちの水で綺麗に仕上げ。

さぁて、２日目の宿、「まきばの家」を目指すよ～！

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夏休み！2泊3日で十勝・空知の旅〈3〉ラーダニーヴァ

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この旅行、最初の宿泊は、十勝は清水町の「ラーダニーヴァ」さん。

犬連れの４組限定というペンション。

綺麗なガーデン、広大な牧草地。
そして巨大なわんこ！


セントバーナードの「かおん」ちゃん（4歳♀）。
おお、「かお」と「かおん」。
かおんちゃんの名前の由来は、「顔、でかいからや」て。
ちなみに夏央は、龍馬の初恋の人の「加尾」さんから取ったぜよ。


花盛りなガーデン。
どこまでが敷地なのかわからないくらい広い牧草地はすぐその隣。


夏央、かおんちゃんと一緒にフェッチです。
かおんちゃんは、ほんとにでかいです。


かおんちゃんは、とても優しく、おっとりさん。
遠慮のない夏央は、そんなかおんちゃんを置いてけぼりにして、わしゃわしゃとボールをとって持ってきます。


最近、冬湖にもフェッチ魂が根付いてきました。



はぁ、疲れたね。
おいしいご飯もいただいたし、さぁ、寝よっか。
今日は、２段ベッドスタイルでおやすみだよ。

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夏休み！2泊3日で十勝・空知の旅〈2〉十勝千年の森

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十勝千年の森（北海道清水町）は、ワンOKの広大なガーデン。

ショップも入店OKでした。



犬が入れないのは、お蕎麦屋さんだけ。
蕎麦を戴くことはできなかったけど、代わりにうんまいピザを食することができました。
とりわけチーズが絶品。
あれ、ヤギチーズだったのかな？


花もいっぱい咲いていました。
冬湖は花が大好き純情乙女。
でも、その美を堪能するため、まずは口にしてみます。。。
こ、こら、花、食べないの。


十勝千年の森には、アートもいっぱいありました。


これも、アート。
塔の内部に入り込んでそこから天を見上げたときの景色。
四面に張り巡らされた鏡の壁が錐形に立てられているだけなんです。
それだけなのに、森の景色がこんな風に万華鏡的に見えるから不思議。


ヤギもいっぱいいました。
ヒツジもいっぱいいました。

森も、川も、土も、虫も、葉も、花も。
いっぱいでした。

ちなみに園内での移動距離を測ってみたら、7.6km。
け～っこう歩いたね。



一番印象深い風景は、「アースガーデン」。
地表を吹く風にまるで地面が切り取られたかのように、多様なベクトルと曲面で滑らかに造園設計された緑の大地。
うーん、素敵だ。
ここ、セグウェイ、乗れるんです。

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夏休み！2泊3日で十勝・空知の旅〈１〉しゅっぱーつ！

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夏休み、2泊3日の旅。

冬湖にとっては初めての長距離旅行です。
夏央にとってはおよそ一年前の東北旅行以来かな？

もともと車に酔いやすい冬湖のことを考慮し、今回、船旅は断念。
よって、北海道内の車旅へ。
それでも休憩を取ることを心がけつつ、よし、行くぞ、いざ、十勝！
これぞ北海道、という景色の広がる彼の大地へ！



準備にいそしむ夏央（左）と冬湖（右）。
2匹分のクレートも持ち込んでなのでまぁまぁの荷物です。

今回の旅の一番の目的は、十勝千年の森（北海道清水町）。
犬の入れないところは原則ないという素敵なところ。
［参考http://www.tmf.jp/
初日からこの一番の目的地を目指して札幌よりぐんぐんと東へ向けて走ります。

途中、公園（美しが丘南公園、清田区）やらドッグラン（由仁パーキングエリア）やらでこまめに休憩を取った甲斐あって、冬湖の長距離旅行の滑り出しも好調！
そうそう、忘れてならないのは、うねうねした峠を越えることがまったくなかったこと。
この旅で利用した高速道路「道東自動車道」は、それまでつながっていなかった区間が昨年開通したことにより、目的地の向こう、帯広まで貫通しておったのです。
よって、終始、なだらかな道を走ることができたんですね。
これは、酔いやすい冬湖にとっては大変喜ばしかった。
これがなかったら、この旅、実現していなかったことでしょう。

夏央は、相変わらずのきゃんきゃん言うスタートダッシュでしたが、次第に落ち着きを取り戻して、夏央の旅も快調に流れ始めました。

さあさあ、旅は予定通り進むのか。
どんなハプニングが待っているのか。
旅の終わりに訪れた意外な出来事とは？。

次回、十勝千年の森に。

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夏央の方がお姉ちゃんだから上で寝る、の巻

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ちょっと前に、夏央と冬湖のお部屋の模様替えをしました。

でっかいケージを二分してジグザグに組ませてみました。
下の写真、向かって右が夏央の部屋、左が冬湖の部屋。
左端は水飲み場。


おや？夏央が冬湖の部屋にお邪魔してます。
しかも、冬湖のクレートの上で丸まってます。



冬湖は、そんな夏央にお構いなしにすやすや寝てます。
夏央も、二段ベッドの上段を占めてどこかご満悦。



あ、夏央も寝ちゃった。

はいはい、ご飯ですよ！

「ハウス！」と号令するとそれぞれのクレートに入ってご飯が運ばれるのを待ち構えます。
しかし、この日は、冬湖が間違えて夏央姉ちゃんのクレートに入り込んじゃいました。
食事を前に興奮が過ぎてしまったみたいです。



おもしろかったので、そのまま一緒にご飯をあげてみました。



お、意外といける。
喧嘩することなく横取りすることなく仲良くわしゃわしゃと食べてました。

こんなことはこの一度だけ。

珍しい光景です。

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え、ウソ、今年は二日間もやるの～！？

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我が家の近くの真駒内公園では、昨年から大花火大会が行われるようになりました。

これが我が家からはよく見えるのですが、なんせ近過ぎて、爆発音の揺るがす空気振動、地鳴りがすごい、すごい。
ま、その迫力も含めて、特等席ともいえる好立地に我が家はあるのです。
が、昨年、これに夏央がやられました。
http://petst.jp/myroom/blog/19586/243538

眼前での光の爆発、耳をつんざく轟音にきっと夏央はまた打ちのめされちゃうことでしょう。

このまま指をくわえてその日がやって来るのをただぼーっと待っているわけにはいきません。

うん、逃げねば。

ところが、今年は、昨年好評を博したためか、なんとトゥーデイズに渡って繰り広げられることとなりました。

うん、二度、逃げねば。

というわけで、その初日（7/14）は、夜遅くまでやってるドッグOKカフェへ逃げ込みました。
カフェagogさんです。
ここ、アガグさんは札幌の犬OKカフェでは最も美味しいところと思われるお店です。
残念ながら、この日、ドッグメニューが完売とのことで、夏央と冬湖はご飯お預けとなってしまいましたが、、、


そして、二日目（7/15）。
この日は意を決し、一転、逃げぬこととしました。
よし、夏央、克服しようぞ！
さぁ、冬湖、まだ赤ん坊の今こそ、この爆音に慣れてしまおうぞ！

そのためには、この我が家の空間を夏央と冬湖にとってのパラダイスに変転させねばっ。
犬という生き物は、見知らぬ物や衝撃を受けた物に対して、それが楽しい物とか、好きな物とかに結びつけられたなら、ポジティブな方へと持って行けるのです。
というわけで、食いしん坊な夏央、冬湖のために、普段食べないような犬用ハンバーグやケーキを買い込みました。
遊びが大好きな夏央、冬湖のために、史上最大の毛虫型ぬいぐるみや不思議素材のボールやらおもちゃも買い込みました。



でっかい毛虫型ぬいぐるみ。冬湖よりも大きいです。

暑かったけど、外界の音をシャットダウンするため、窓も全て閉めました。
北国の住宅は窓が二重になっていますが、二つとも閉めました。
風通りの良い我が家にクーラーはついてません。
でも、夏央、冬湖のためならこれくらいの暑さは我慢ガマン。

よし、夏央！冬湖！
花火が鳴る度にご馳走や見たこともない楽しげなおもちゃが次々と現れるよ～。



どーん。



どどーん。ぱーん。

これが、みごとに奏功しました。
夏央の尻尾は恐怖のため確かに内側へと丸まります。
ボール遊びもいつもの切れがなくどこかうつろ。
けど、昨年みたいに怯えて部屋の隅にうずくまって出てこず、身を小刻みに震わすことはありませんでした。
これは凄い進歩です。
ほっ、一安心。

衝撃だったのは、もう一方の冬湖。

「え？花火？知らない、知らなーい。
それよりいつもなら夏央姉ちゃんに取られちゃうおもちゃ、今日は独り占めだ～。」

と、おとなしめな夏央を尻目にいつにも増して元気な冬湖。

こいつ、ハート、強し。



冬湖、カフェagogにて。

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